チェア
- 木製のチェア
- 現存する殆どのアンティーク椅子が木製という事から分かるように、 椅子の歴史の大部分は 木という材質で組み上げられてきました。 木材は他の材料と比べ、比較的
容易に手に入り、 加工もし易かったからでしょう。 椅子も2-3百年経てばアンティークと言っても良いのでしょうが、 椅子の歴史は更に、 また更にさかのぼり、古くは紀元前3100年、
古代エジプト第1王朝時代にまでさかのぼるようです。 この頃には、すでに木製の腰掛が作られていました。 また、現存する最古の椅子としては 第4王朝の王妃ヘテプヘレスの椅子があり、
これには、背もたれと肘掛も付いています。 因みに、日本最古の椅子は2300年ほど前の弥生時代に作られた、 丸太をくりぬいた椅子だそうです。 木製の椅子は
すべての椅子の原点なのですね。 話を現在に戻しますが、 やはり木の椅子は暖かく、素朴で、 どのような素材と比べても 一番 親しみやすいと思います。
これには皆さん異論は無いと思います。 特に、手作りの木製椅子は職人の心が宿っているようで、 例えどのようなデザインであっても、何か訴えるものがあります。
良い物なら、使えば使うほど味が出てくるのも 木製椅子の良いところですね。 椅子好きなら、お気に入りを一つは持っていたいものです。
- 革製の椅子
- 社長室や校長室に必ずありそうなのが この皮製の椅子。座り心地はフワフワとしていて最高です。 威厳がありますよね。一生に一度は社長になって、こんな椅子に座ってみたいものです。
オットマン(足置き)と組み合わせたら、たちまち寝てしまいますね・・・
- 重なる椅子
- 大勢の人がいらっしゃる場所等で重宝するのが、スタッキング・チェアーです。 いくつもの椅子を重ね合わせることができるので、保管上 便利この上ありません。
お客様がいらっしゃったらパパっと出し、お帰りになったら、ササっとしまえますね。 また、常用椅子の数が足りなくなった場合の補助用として、いくつか揃えておくと便利かもしれません。
カラフルでデザイン性に優れたスタッキング・チェアーなら、 未使用時の重なった姿もインテリアとして魅力的です。
- モダンデザインチェア
- 1919年にはバウハウス(Bauhaus)と呼ばれる造形芸術学校が ドイツワイマール市に設立されました。バウハウスは 「生活機能の総合場である『建築』のもと、彫刻・絵画・工芸などの諸芸術と職人的手工作など
一切の造形活動を結集して、芸術と技術の再統一を図る」をモットーとし、新しい教育システムを 実施したといいます。先にも挙げたル・コルビュジェ氏等もそこの出身です。
年代を見ればわかると思いますが、彼らが活躍したのは第一次世界大戦や 第二次世界大戦の真っ只中、若しくは前後です。 それらのデザイナーたちは当時ではまだハイテク技術であったクローム鋼管を椅子作りに採用して、
安価で耐久性に優れ、なおかつデザイン性にも優れた椅子を数多く作りました。 これは一つの例に過ぎませんが、彼らはこのようにして、それまでの常識、 つまり、一つ一つ手作業の時間と手間をかけた生産のため、
どうしても椅子は高価になるという常識を覆したのです。 現在、モダンデザインと言われる分野で、彼らの影響を受けていない人はいない と言っても過言ではないでしょう。
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